そういえば今年の夏
教室がお盆休みの時
私の母方の田舎、福岡へ帰省した時のお話しです。
せっかく九州に来たのだからと、長崎で1泊する事にしました。
そして世界遺産の「端島」またの名を「軍艦島」へ行くことにしました。
軍艦島は船で片道30分ぐらいかかるのですが、長崎港から出発し景色は造船所やイージス艦が停泊してたりと、さすが船の町でした。
長崎港から出発してしばらくするとガイドさんが
「あちらがそろばんドッグといわれている〜」
と…
「そろばん??ドッグ??」
職業柄、そろばんという言葉には敏感で、よ〜く話を聞いてみると
「小菅修船場跡」通称・ソロバンドックと呼ばれる日本の近代造船所発祥の地で、日本の近代化を象徴する修船施設だそうです。
日本最初の洋式近代的ドックで、船を引き揚げる滑り台がソロバン状に見えたため、通称ソロバンドックの名で親しまれたとの事でした。
今の状態です。↓
今はソロバン状に見える滑り台は残ってないのですが、ソロバンドッグの近くに、ソロバン状に見えるクレーンもあると仰ってました。
たしかに緑色のところを見ると珠が並んでいるように見えます。
他にも戦艦武蔵を作った造船所
106年を経た今も稼動を続ける現役の巨人。ジャイアント・カンチレバークレーン
世界文化遺産に登録されてます。
船は、神の島のマリア観音、女神大橋を通り軍艦島へ向かいました。
波が高くうねっていたので軍艦島への上陸はできなかったのですが、その代わり「そろばんドッグ」を知って、他にも日本のどこかで、そろばんに例えられた物はあるのかな…と思い、時間がある時に調べたりしてます。
また見つけたら載せていきますね。